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四国４県、長年の下落で値頃感（２０１５年公示地価）
高松国税局は１日、２０１５年の路線価を発表しました。四国全体では前年比２・２％減と２３年連続で下落しましたが、下落幅は前年（３・３％）から１・１ポイント縮小しました。愛媛は２・６％減（前年比０・１ポイント改善）で全国３８位（前年３４位）でした。
最高路線価は、松山市大街道２の大街道商店街が５９万円で四国１位（全国１９位）となり、１２年連続四国トップだった同市湊町５の伊予鉄松山市駅前通りを退けました。アーケード街で空き店舗率が改善し、ホテルなどが入る複合商業ビル「ＡＥＬ ＭＡＴＳＵＹＡＭＡ（アエル マツヤマ）」の開業への期待などから地価が上昇傾向に転じました。変動率は前年比１・７％増で、四国３３市の最高路線価地の中では唯一の上昇となりました。
一方、松山市を除く県内１０市の下落率は前年比１・４〜４・５％と、軒並み落ち込んでいます。
路線価は、相続税や贈与税の課税評価額基準として、１平方メートル当たりの標準価格を１月１日時点で評価し、公表しています。
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